まるっと解説!日本史の勉強プランの立て方


今回は日本史の勉強法について書いてみます。

 

1.まず、勉強の中心となる教材、コア教材を決めなければなりません。

いろんな教材をフラフラ中途半端に使っても結局は何も身につきません。軸足をしっかり決めて勉強することが大事です。

そして、コア教材は、下線・マーカー・書き込み・付箋だらけにして、ボロボロになるまで使い倒してください。どうせ受験が終われば捨てる運命です。

 

(1)一般的なコア教材は、学校の教科書(山川出版社など)とサブノートです。

教科書には書き込むスペースがないので、サブノート(こちらも山川出版社など)も併用するのがよいと思います。

サブノートには、教科書には書かれていないけれど、テスト・模試・過去問で出たことをガンガン追記してください。

もし学校の教科書をボロボロにするのが恥ずかしいのであれば、もう1冊教科書を買うか、あるいは別のコア教材を使ってください。

 

別のコア教材としては以下がおすすめです。

(2)山川出版社のナビゲーター(計4冊)

(3)語学春秋社の実況中継(計5冊)

 

(1)〜(3)のどのルートを選んでも間違いはありませんし、これら以外のものでも構いません。

要は自分との相性次第、自分にとって見やすいか、使いやすいかがポイントです。

 

2.次に、どこが試験に出るのか、それは山川出版社のスピードマスター(通称スピマス)に載っていること全てです。

 

(1)難関私大の場合は、スピマスに加えて、重箱の隅の知識が出題されます。

この対策は過去問をやりながら、山川出版社の用語集でコツコツ知識を増やしていくしかありません。

 

(2)東大の場合は、通史とその背景知識が出題されます。

問題で何を聞かれても、教科書に書いてある通史を、その背景とともに文章で書ければ得点できます。

イメージとしては、自分で教科書が書けるくらいになっていることが必要です。

 

(3)自分は理系でセンターでは世界史選択でしたが、センター過去問や模試で出たところを、ひたすら教科書で確認していく勉強法をやり、センター本番ではほぼ満点をとれました(当時のことですが)。

日本史でも、同じ勉強法を試してみることをおすすめします。

 

3.そして、日本史でも世界史でも、通史が大事です。

一昔前は、予備校のカリスマ講師の講座を受講しなければなりませんでしたが、今はもう時代が変わり、情報が民主化され、誰でも無料で、かなり品質のよい講義を聴くことができます。

 

以下がおすすめです。

(1)トライイットの日本史の無料動画

(2)YouTubeの「ただよび」の日本史の無料動画

 

自分のコア教材と照らし合わせながら、これらの動画を見てください。

一気に復習することもできますし、動画を使って先取りで勉強しておけば、学校の授業が復習になります。

 

4.最後に、得点力をあげるために大事なことは、問題をたくさん解いて、速く正確に解けるようになるまで繰り返すことです。

当たり前のことですが、試験では問題が出るので、基礎知識を覚えただけで安心してしまわず、問題が解けるようにしておかなければ、得点できません。

 

勉強は、目標に向かって諦めずにコツコツやるものです。

受験なんて大したことはないのですが、ハイレベルをクリアするには時間がかかります。

魔法はないことをあらためて肝に命じつつ、早めにスタートを切ってください!



お読みいただき

ありがとうございました☆彡


こちらの参考文献もぜひご覧ください!

(画像をクリック)

<サブノート、用語集、スピマス>

<ナビゲーター>

<実況中継>