一発逆転!「英語勉強法」完全マニュアル


英語の勉強法のアドバイスです。

 

高校受験でも大学受験でも、英語の勉強のやり方はほぼ同じです。

言葉ですので、慣れることが肝心です。

そのためには英語に接する時間、すなわち勉強時間をたくさん確保してください。

 

基本は毎日短時間でもコツコツ継続すること、そして、テストや英検の前には集中してたくさん勉強してください。

学校の授業やプリント・ワークを真面目にやるだけでかなり効果があるはずです。

 

英語が苦手という人は、圧倒的に勉強時間が不足しています。

スポーツでも練習しなければ上達しないのと同じで、勉強しなければ成績は上がりません。

当然のことばかりですが、魔法はないということを肝に銘じてください。

 

次に、どういうやり方をすればよいかをご提案します。

 

まず、英検をレベルチェックに使ってください。

学校の勉強や受験勉強のレベルと完全に合致するように作られています。

合格のために目指す級は、公立高校は英検3級、難関私立高は準2級、中堅大学は英検2級、難関大学は準1級です。

学校で受けられるときは積極的に受けるようにしてください。

 

言葉の習得の【第一段階】は語彙力です。

目指すレベルの単語帳を買って(学校配布のものでも十分です)、常に持ち歩き、ボロボロになるまで引きまくってください。

載っていない単語は辞書で調べることも必須です(スマホアプリのWeblioをおすすめします)。

習得できたかどうかの確認は英検の過去問の語彙問題を解きまくって確認してください。

単語の使い方のことを語法と呼びますが、単語は意味だけでなく、語法までしっかり覚えてください(語法が重要な単語は決まっています)。

 

【第二段階】は文法の攻略です。

中学生のうちは学校のワークを完璧に仕上げることを目標にすればよいと思います。

ただ学校によっては、高校レベルの内容も混ざった教科書を使っていることがあります。

その場合は、高校生向けの文法の教材を使ってください。

高校英文法の体系が整理された比較的薄手のものが良いのですが、学校配布の教材があればそれを使ってください。(市販のものにはあまり良いものが見当たりません。学校配布がなければ塾教材に良いものがありますのでご相談ください。)

英文法は高校で習うものでほぼ全てです。

どの大学でも英語の配点が一番高いですが、文法を軽視する人は絶対に高得点できず受験で勝てません。

受験で勝ちたい人は、文法の教材を完璧に仕上げることを目標にしてください。

具体的なイメージとしては、文法の各項目の重要ポイントを友だちや後輩に聞かれたときに説明できるかどうかを、仕上がっているかどうかの判断基準としてください。

 

ここで注意点として申し上げたいのは、文法が仕上がっていないのにネクステなどの頻出問題集に手を出すべきではない、ということです。

これは負けパターンです。

ネクステを筆頭とする類似問題集はこれまで習得した語法・文法の確認用の教材です。

十分習得できていないのであれば、確認以前の段階です。

まずしっかり語法・文法を習得してください。

 

さて、ここまで来ましたら、難関大学を目指す人にとっての【第三段階】は構文の攻略、すなわち文の構造を正確に見抜くことができるか、ということです。

何か新しいことを学ぶというよりは、単語・語法・文法の知識をどれだけ正確に運用できるか、ということを練習する段階になります。

具体的には、駿台の「英語構文詳解」あるいは代ゼミの「ポレポレ」を2〜3周するのがおすすめのやり方です。

この2冊をやり終えることができれば(基礎がない人は消化不良になりますのでご注意)、途轍もなく成長した自分に気づくはずです。

 

【第四段階】としては、ひたすら長文を読む、ということになります。

英検の過去問の長文が一番勉強になりますが、志望校の過去問も何度も読むべきです。

長文で出会った単語・語法・文法の不明点については、これまでに勉強した単語帳や参考書・問題集で確認を繰り返してください。

一度読んだ長文でも、繰り返し読んで設問を解いてください。

 

以上が、昭和の時代から脈々と続いている受験英語の勉強法の王道です。

 

どの合格体験記や勉強法の本でも大方同じことが書いてあるはずです。

平成・令和の時代は英語については四技能ということがテーマとなっていますが、リスニングやスピーキングについても、英検の過去問を使うことをおすすめします。

リスニング問題を何度も聞いて、それを文字として書いてみる練習(ディクテーション)をしてみてください。

そして、リスニング問題の音声の後に、自分でも声に出して真似する練習(シャドーイング)をしてみてください。

これにより、文字が音と繋がります。



お読みいただき

ありがとうございました☆彡


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